帆立貝は、人と環境に優しい左官材

一般的に「漆喰」とは消石灰に砂、糊、麻スサや紙スサを混ぜて、水練りしたものです。
このときの消石灰のことを普通は「せっかい」と呼んでいますが、粘土や珪藻土とは違い、主に石灰岩を高温で焼いて生石灰(きせっかい)とし、これに水分を与えて消化(水和反応)させてつくられるのが消石灰(水酸化カルシウム)なのです。
これを水練りして壁に塗ると空気中の二酸化炭素と反応を起こし、石灰石の成分に戻っていくことで徐々に硬化していく、この一連の化学反応が漆喰壁のサイクルなのです。
 

ホタテの貝殻もまさに石灰岩やサンゴと同様にその組成は炭酸カルシウムです。
ホタテ貝だけではなく、古来から牡蠣やアサリなど貝殻を原料とした貝灰(かいばい)と呼ばれる漆喰材は全国各地で使われていました。
従って、ほたて漆喰は特別新しい素材ではありません。太古の昔から使われていた素材としてホタテ貝が現代に蘇ったのです。
 

持続可能な素材ホタテ貝

生ホタテ貝の生産量は現在全国で50万トンを超えています。
その大半は北海道で生産されているのですが、そのほとんどは養殖によって安定的に生産されています。
つまり漁業者や水産加工業者にとってホタテ貝は生活の根幹を形成しているのです。
農林水産省が発表している2016年度の主な農林水産物の輸出数量・金額ではホタテ貝が62,300トン、輸出額548億円で断トツ1位であります。
北海道では漁業者の収入の9割をホタテ貝の養殖が担っています。
つまり、北海道いや日本においてホタテ貝が担っている経済影響力は莫大なものがあるということになるのです。
このような中で毎年20万トンの貝殻が排出されていることも事実であり、我々はそれを建築材料として再生する責務を負っていると痛感している所です。
ホタテ貝殻は産業廃棄物ではありません。
水産系の未利用資源であるホタテ貝殻を私たちはサスティナブルな素材として活用していく所存です。

 

□内装用左官材料

 

☆『ほたて漆喰ライト』は皆様にご愛顧頂き、発売から15周年を迎えました☆
ほたて貝殻独特の美しい表情はシンプルモダンから本格的な和風まであらゆるデザインの住まいを美しく演出します。
石膏ボード上パテとメッシュ処理後、下塗りなしの1回塗りで完成なのでDIYでの施工にも最適で、機能・コストのバランスを考えた壁材です。
カラーバリエーション:12色

 

☆ZenOCeanはほたて漆喰ライトよりスムースでマットなタイプ☆
やさしい風合いが人気のZenCean 平成29年から12色展開しております!
石膏ボード上パテとメッシュ処理後、下塗りなしの1回塗り仕上げなのでDIYでの施工にも最適で、機能・コストのバランスを考えた壁材です。
■カラーバリエーション 12色
■凹凸感☆
■DIY☆☆
■塗厚 1.5mm 
■リフォーム(ビニールクロス上など) 可 ※施工方法はお問合わせ下さい

 

□外装用左官材料

 

湿式外張り断熱ビオシェルは特殊形状ののEPS断熱材をビスとワッシャーで張り付けし、ほたて粉末入り左官材を塗付けし、仕上げる工法です。ほたて粉末を混入することで北面など藻やカビの発生を防ぐ効果があります。
■木造在来工法、2×4工法にて防火認定取得!
■ZEH対策としても◎
■RC造にも施工可能
■改修工事にも最適!
■テクスチャーはウェーブタイプ、スムースお選びいただけます
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